アガペ甲山病院ではMRI装置(日立社製ECHELON Smart超伝導1.5テスラMRI装置)を用いて全身(頸部から骨盤部)のがん検診を行います。これまで行われていましたPETによるがん検査と比較してほぼ同程度の精度という結果がでています。
MRI腫瘍ドックの最大のメリットは、放射線被ばくが全くありません。また、このMRI腫瘍ドックでは造影剤(放射性同位元素が含まれる)を使用しませんのでより安全です。さらに、検査前の食事制限もありません。待ち時間も無く検査が行えます。高画質かつ短時間での撮像が可能となり高い精度で検査することができます。
さらに、診断精度を高めるため、MRI検査では「DWIBS:拡散強調画像」・「T2:強調画像」・「STIR:脂肪抑制T1強調画像」の3種類を撮像し検査を行います。